CRUDは、データベースやデータストレージで行う基本的な操作の頭文字です。Create、Read、Update、Delete の各英語の単語の頭文字を取ってCRUDと呼ばれます。これらは、データ管理システムにおける最も基本的な関数であり、ほとんどのユーザーインターフェイスが最終的にはこれらの操作を実行することになります。
以下に各操作の説明をします。
Create（作成）
データベースに新しいレコードを追加する操作です。例えば、新しいユーザープロフィールをシステムに追加するときに使います。
Read（読み取り）
データベースからデータを検索・取得する操作です。これには単純なデータの検索から、特定の条件に基づく複雑なクエリまで含まれます。
Update（更新）
既存のデータベースのレコードを変更する操作です。ユーザー情報の変更や、設定の更新などに使われます。
Delete（削除）
データベースからレコードを削除する操作です。不要になったデータを取り除くときに使用します。
これらの操作は、ウェブ開発におけるRESTful APIの基本となっており、RESTアーキテクチャではこれらのCRUD操作がHTTPメソッドのGET（Read）、POST（Create）、PUTまたはPATCH（Update）、DELETE（Delete）にマッピングされます。