順序付きリストのstart属性とは

HTMLにおいて、順序付きリスト(<ol>)のstart属性は、リストの開始番号を指定するために使用されます。これにより、リストがデフォルトの「1」から始まるのではなく、指定された数字から始まるようにすることができます。

start属性の使用法

以下はstart属性を使用した例です。この場合、リストは「5」から数え始めます。

<ol start="5">
  <li>項目A</li>
  <li>項目B</li>
  <li>項目C</li>
</ol>

このリストは次のように表示されます:

5. 項目A
6. 項目B
7. 項目C

start属性の応用

start属性は、特に文書や記事が複数のセクションに分かれている場合に便利です。たとえば、一連の手順や指示が複数のページやセクションにまたがっているときに、連続性を保つためにstart属性で番号を適切に調整することができます。

互換性と検証

start属性はHTML5で正式に定義されており、古いHTML仕様にも存在していましたが、一時期はXHTML1.0 Strict DTDでは使用できない属性でした。しかし、現代のHTMLでは普通に使用することができます。

注意点

start属性は順序付きリスト(<ol>)にのみ使用可能で、無順序リスト(<ul>)や他の要素では使用できません。また、start属性はCSSを使って視覚的なスタイルを変更する代わりに、リストの論理的な順序を制御するためのものです。

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